金峰山(山梨県)
今年は梅雨が早く、さっそく夏山へ行ってきました。
前々から行きたいと思っていた金峰山です。当日は5時に家を出て16号線、橋本から413号線、412号線で相模湖インターから中央道、勝沼インターで降りて塩山方面に向かい、琴平ダムから林道を通って大弛峠というルートで9時頃到着。思っていた以上に勝沼から大弛峠が遠い。1時間半強かかりました。長野との県境なので考えてみれば遠いのはわかるんだけど。
大弛峠9時の時点で、車の温度計は16度。涼しい。平日にもかかわらず15台くらい止められる駐車場はすでにいっぱい。長野側の未舗装の林道沿いに車を止めて出発。
と思っていたら、鹿がじっと林道からこちらをみつめてました。
しばらくは気持ちのいい樹林帯の登り。足下は苔が綺麗。
30分くらいで朝日峠に到着。ケルン以外とくに何も無くひっそりしてます。
休憩せず素通りします。
朝日峠〜朝日岳には途中岩場がありました。
最初の景色が開ける場所です。
岩場を通り過ぎてしばらく行くと、朝日岳。
ここからは金峰山山頂、山頂の五丈岩がきれいに見渡せます。
帰りにここを通ったときには中年の団体さんがピクニックしてました。
大弛峠から1時間ほどなので景色のいいところでごはんを食べようと、朝日岳まで来て景色を眺めながらごはん食べて帰る人たちも結構いるみたいです。確かにこういうところで食べるごはんは格別ですから。
こうやって行く道程を見渡せるポイントがあると、あとどれだけ歩けばいいという事が視覚的にわかるので、励みになります。
朝日岳からは急な岩場の下りをへて、鉄山へ。
鉄山は眺望もきかず、看板も朽ちてきていて寂しい雰囲気。
鉄山から30分くらい歩くとハイマツの樹林帯となり、賽の河原があらわれて、一気に眺望が開けます。
山頂へとつづくガレ場、瑞牆山、八ヶ岳(この時はちょうど雲が出てきてあまり見えなかった。)、が見えます。
賽の河原を過ぎると人より大きな四角い形の岩がごろごろ積み重なっています。これをぴょんと飛んで渡ったり(こけると相当痛そう。)、よじ登ったりして、天然の岩トンネルをくぐると金峰山山頂です。
登りは2時間半弱でした。
たぶん気温はそんなに高くないと思うんだけど、日差しがひりひりするくらい強かった。
瑞牆山へと続く稜線は岩がところどころ露出して男性的、反対に登ってきた方角の国師岳のほうは、なだらかな樹木に包まれた女性的な印象です。
ドカンと五丈岩。大きいです。
写真に写っている登頂チャレンジしている人たちと比べてみるとわかりますが、そうとう大きいです。
試しにちょっとだけ登ってみたけど、無理。死にたくないですから。
でも、こんな大きな変わった形の岩が頂上にどーんと鎮座しているなんて不思議です。
五丈岩の前の広くなっている場所でお昼。この日は行きのコンビニで買った豚バラ丼、ミニアンパン。写真撮るの忘れてしまった。
帰りは苔や種から出てきたばかりの小さな芽を見ながらのんびり下ってきました。
14時過ぎには大弛峠を出て、途中木陰で昼寝30分くらいしながら帰ってきたのだけれど、八王子からの16号線の渋滞が酷くてつらかった。行き帰り運転だけで8時間。もう。