今倉山・二十六夜山(山梨県)
お盆の帰省・行楽ラッシュの最中、山梨県道志村の今倉山・二十六夜山に行ってきました。
朝7時半頃に家を出て16号線で横浜町田インターから東名、厚木インターで下りて国道412号線を津久井湖方面に向かう。青山の交差点で国道413号線に入りひたすらまっすぐ行きます。道志の村を抜けた辺りに都留方面に抜ける道があるので、そこ右折。しばらくしたら県境にトンネルがあるのでそこを出たところが駐車場兼登山口。
413号線は八王子や相模原方面から山中湖に抜ける道になっているので行楽に向かう車でいっぱいでした。峠を行ったりきたりするバイクも多くて、平日なら1時間半ちょっとくらいのところが2時間半くらいかかってしまいました。
トンネル横の登山道を15分くらい登ると御正体山との分岐があります。
そこを左に折れて、まずは今倉山の山頂を目指します。
道を折れてからしばらくすると、道が険しくなってきて、ここ2ヵ月間仕事やら体調不良でほぼ引き籠もっていたせいか、苦しくって苦しくって。。しかも暑いのでどんどん水を消費してしまう。
この時点でペットボトル500を2本しか持ってきていなかったことを後悔しはじめてます。
頂上に近づくにつれて霧が濃くなってきたぶん、暑さはしのげて水分節約。
ガイド本によると本当はこの辺りから御正体山越しに富士山が見えるはずなんですけど、全く見えず。
途中お一人下山する方にあったのみで、今倉山山頂です。
お休みなのに空いているなあと思いきや、山頂は10人くらいの団体さんたちでごったがえしてました。
今倉山頂は回りを樹木で覆われていて視界がきかないし、なんだかうっそうとして虫がブンブンしてたので、少し休憩して先を急ぎます。
次の目的地赤岩に向かう途中、すごくかわいい花をみつけました!
調べたところ「レンゲショウマ」というらしい。下の写真のように蕾のときは鞠のようにまん丸で思わず手にとって転がしたくなるような感じです。(取りませんが。)
花が開いても透き通るような薄い紫色をした可憐なもので、お気に入り山野草リストに登録です。
ソバナ。これもよく咲いていました。
今倉山山頂から40分ほどで絶景ポイントらしい赤岩到着。
本当は富士山、南アルプスも見渡せるらしいのだけれど、本日せいぜい向かいの山くらいしか見えません。
写真に見える林道は帰り通る道です。
さて、ここでお昼ご飯。途中コンビニで買った昆布おにぎり、ドーナッツ。
ああ〜水が美味いと勢いづいて飲んでいたら残りペットボトル半分になってしまいました。
回りは霧につつまれていましたが、誰もおらず、大きな岩の上でのお昼ごはんは、まるで山暮らしの仙人になったかのような気分。最高です。
腹ごしらえもすんで二十六夜山に向かいます。
この辺りからいろいろなキノコがたくさん生えていました。
たぶん昨日降った雨でにょきにょき出てきたであろう、土を頭に乗せたキノコがいっぱい。
赤岩から1時間弱で一度林道に出ます。
林道からは目的地の二十六夜山がすぐそこに見えます。
ここから山頂までは20分くらい。
この花もよく見かけました。
二十六夜山山頂からガイドにあるリニアモーターカーの実験路線を眺めてから、早々に引き上げます。
なぜなら飲み水を飲みきってしまって、喉カラカラだからです。
一度、来た道を戻り林道に出ます。
そこで天の恵みを発見!キイチゴがなっているではありませんか!!
喉を潤す足しにむさぼり食いましたー。
その後も林道沿いにはキイチゴスポットが所々にあって、そのたびに摘んで食べてました。
中には酸っぱい種類のもあって、ちゃんと見極めなければいけません。
キイチゴの他に林道沿いはボタンヅルがいっぱい咲いていて、これまた繊細で綺麗。お気に入りリスト登録です。ボタンヅルには蜂や蝶などが沢山集まっていました。
綺麗な蝶。アサギマダラと言うらしいです。
最後、ヘビに出くわしました。ジッとしているからどうしたんだろうと見ていると、そのまま後ろにすぅーっとバックしていきました。ニョロニョロしなくてもバックできるんですね。蛇腹の不思議。
水不足に悩まされながらも、無事駐車場に到着。
車を走らせ自販機目指しました。
今日の教訓は、「水は多いと思うくらい持ってけ。」
今回は霧で眺望が良くなかったので、まわりの草花や虫を見て楽しみました。こういう山歩きも大好きです。
帰りは帰省渋滞に巻き込まれて、3時間半もかかってしまいました。。