おばけ屋敷に住む
正しくは、おばけ屋敷を改修して住む。
築120年の元酒屋さんを去年購入しました。場所は賑やかな東山茶屋街からほど近い東山2丁目ですが、観光の人もほとんど通らない、お年寄りが多い静かでのんびりした古い町です。
はじめて訪ねたときはとても住めたものじゃないと思いましたが、妻がなぜか乗り気で設計を担当してくれることになる谷重さんもおもしろそうと、まわりに流されやすい性格、数日で決めてしまいました。
その当時は横浜に住んでいたので、遠隔地に家をたてるだけでも大変だと思うのに、まして古い町家(けっして程度はよくない)を改修することになろうとは、その後の苦労は・・・。そのとき「古い町家に住める!」しかも「畑も出来そうだ!」と浮かれてあまり深く考えていなかったのかもしれません。
少しずつですが、家のことについて書いていきたいと思います。