南砺の小さい旅

お盆休みに南砺市へ小旅行。
金沢市内から福光までは県道27号線で30分ちょっとくらい。通称「殿様街道」が改良されてからは随分綺麗で走りやすくなったみたいです。

福光から城端方面に向かい、まずは“なやかふぇ”に干し柿アイスを食べに。
2度目の訪問ですが、古い農家の納屋を改装した空間、窓からは農家の手を入れすぎない庭が見え、子猫がセミを捕まえようと飛んだり跳ねたり・・・のんびり落ち着きます。
アイスを食べて、あたりを散歩して、猫とあそんで、コーヒーを飲む。というのが正しい過ごし方のような場所です。

なやかふぇからクルマを走らせ30分くらいで五箇山の相倉合掌集落に。
岐阜県の白川郷はメジャーですが富山県にも、とても素敵な合掌集落があります。
家の数は少ないですが、訪れる人が少ない分ゆっくり見てまわれるし、なにより雰囲気に浸れます。。

相倉集落合掌造りの家

現在は20数棟残っているそうですが、半分くらいは空き家で、残りも多くは民宿などに使われているようです。
相倉民俗館で当時の暮らしぶりや家の構造、受け継いでいくための活動などを見学、おみやげ屋さんで蔦で編んだ籠を購入してあとにしました。

集落のお墓参り

リコリスが咲いてる農村風景

急峻な土地を切り開いた作った棚田

防火槽はオタマジャクシのために

国道156号線を北上し井波へやってきました。
井波は木彫の町とのことで、いたるところ彫刻でいっぱいです。電話ボックスも細かな細工がほどこされた半木製だったり。
町には瑞泉寺という浄土真宗のお寺があります。そこに門前は八日市町通りというらしく、石畳が敷かれた古い町並みが残っています。
普通?は門前にはお土産屋、団子屋やお蕎麦屋が立ち並ぶのでしょうけど、ここは多くが木彫に関係する職人の町のようです。
八日市町通りの突き当たりには瑞泉寺が堂々と構えており、山門から本堂まで見事な彫刻が見ることができます。

井波の八日町通り

瑞泉寺の木彫

帰りにいつも立ち寄る福光の道の駅へより、山野草コーナーを覗きましたが、季節がらかめぼしいものは無く、たこ焼きを買って帰りましたとさ。なやかふぇで頂いた南砺市の観光案内によるとまだまだ知らない面白そうな場所がありそうなので、また近々行ってみようと思います。

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